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フレコンバッグとは?選定方法や分類まで解説!

フレコンバッグを初めて買う方へ

フレコンバッグを初めて買う方や、改めてフレコンバッグのことを知りたい方にフレコンバッグの基本から詳しく解説していきます。



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「品質をあまり落とさずもっと安いフレコンバッグに乗り換えたい」といったお客様のニーズに合わせた高品質低価格なフレコンバッグ、「OGI」シリーズをご紹介!

フレコンバッグの概要

フレコンバッグ

フレコンバッグは、正式名称をフレキシブルコンテナバッグと呼びます。原料・製品などの輸送・保管やリサイクル品の仕分・分別など様々なシーンで良く使用される商品です。業界によって呼び名はさまざまで、フレコンやコンテナバッグ(コンテナバック)・トン袋(t袋)・トンバッグ・トンパックと様々です。建設土木の業界では、土砂を入れて使用されるため大型土のうと呼ばれています。

フレコンバッグについては以下の記事でも解説しております。
合わせてご覧ください。

フレコンバッグの基礎知識

フレコンバッグの選び方について解説しています。

ページはこちら

一般的なフレコンバッグとは?

フレコンバッグ内容物

まずフレコンバッグの基本型状は丸型が一般的です。これは製造上の理由で、筒状で本体生地を生産しているからです。筒状にすることで、縫製箇所を減らし耐久性アップとコストダウンに繋がります。次に吊ベルトです。フレコンバッグは、フォークリフトやクレーンなどで吊って持ち上げます。フレコンバッグが破れないのはベルトで全体をしっかり持ち上げているからです。そのため、フレコンバッグのベルトは袋の下まで回っています。フレコンバッグのベルト幅は、100o幅・70o幅のどちらかが多いです。現場市場オリジナル商品は100o幅を使用しています。

トンパックとフレコンバッグの違い

トンパックも土木作業で使われていますが、実はフレコンバッグと同じものです。

先ほども触れましたが、フレコンバッグは使用される分野や現場によって異なる名称で呼ばれており、『トンパック』もそのひとつ。

なぜトンパックと呼ばれるようになったのか正確な由来は不明ですが、一説には「1トン入るから」というのが理由だと言われています。
そのため、フレコンバッグの中でも大型のものを「トンパック」または「トン袋」と呼ぶこと多いようです。

たしかにフレコンバッグの容量は多くのバリエーションがあるので、サイズによって呼び分けると混同しにくいかもしれませんね。

フレコンバッグの使い方

フレコンバッグ使い方

フレコンバッグは、粉末・粒状のものを運搬あるいは保管するために使われます。
内容物は、
●土砂
●穀物
●飼料
●廃棄物
●灰
●金属
などが一般的です。

フレコンの投入口から機材などを使って粒状物などを入れ、紐を結んで中身がこぼれないようにして運搬します。
土砂などを入れて土のうのように使うこともあり、屋外に置く場合はブルーシートなどカバーを被せるか、耐候性大型土のう協会から認定された耐候性大型土のうを使用します。

参考出典元:耐候性大型土のう協会

フレコンバッグの
選定目安

選定イメージ

フレコンバッグの選定目安

用途に合ったフレコンバッグを選定するために、サイズや規格の特徴を押さえましょう。
こちらではフレコンバッグ選びに役立つ規格と、容量目安についてご紹介します。

フレコンバックのサイズ・形状・規格

フレコンバッグでよく使われているのは、1000L容量で1,100(直径)×1,100(高さ)mmのサイズです。
このサイズを標準として、多くのメーカーが500×900mmという小さめから1,300×1,550mmの大きめまで様々なサイズのフレコンバッグを生産・販売しています。
希望のサイズがない場合は、オーダーメイドが可能なメーカーも多いです。
形状は円筒状の丸型、角筒上の角型の2種類が主流で、投入口・排出口・ベルトのタイプによるバリエーションがあります。


フレコン種類

画像引用元:日信国際株式会社 NISSHIN INTERNATIONAL CO.,LTD


ただし、サイズや形状に関して統一規格があるわけではなく、メーカーによって取り扱っているサイズは異なるので購入の際は、直径・高さ・容量・形状に間違いがないかよくご確認ください。
規格があるのはフレコンバッグの耐久性と使用方法です。
日本フレキシブルコンテナ工業会によって、JIS規格(JIS Z 1651)が定められています。
JIS規格は定期的に改定されますが、現行(※2022年5月時点)の基準は下表の通りです。


【クロス型】

名称 特徴
クロスシングル 充填は1度だけで、繰り返し使用することを想定していしない使いきりタイプ
クロススタンダード 充填と排出を数回、もしくは1年以内までが限度として設計されたものです。
回数や期間内であっても、内袋・ベルト以外が破損した場合は廃棄しなければなりません。

【ランニング型】

名称 特徴
ランニングI 充填と排出を繰り返し行えるように設計されたタイプのフレコンです。主に海外で用いられ、日本国内では使われません。
ランニングJ 1種2種 繰り返し充填・排出が可能かつ、修理ができて母材強度を保持するものです。
対候性・防水性に優れており、1種の方が対応している吊荷重が大きく、価格も高い傾向にあります。

他にも、フレコンバッグの充填・排出時に発生する静電気対策についてのIEC規格があります。


名称 特徴
タイプA(非静電気タイプ) 静電気対策用の加工がされていない製品
タイプB(帯電防止タイプ) 静電気が起きないように絶縁破壊加工がされた製品
タイプC(導電性タイプ) 銀かカーボンスチールの導電糸を使い、静電気をo押さえる
タイプD(無害放電タイプ) 発火の可能性がある静電気ではなく、害のない弱い放電を起こす加工がされた製品

フレコンバッグの
選び方

現場イメージ

フレコンバッグを選ぶ際にポイントとなるのは、
●バッグの形状
●ベルトの使用
●投入口など機能面
●袋の加工や仕組み
●耐候性
などがあります。それぞれの点について、どのような種類があるのか見ていきましょう。

【本体形状】丸型/角型

フレコンバッグは円筒状の丸型か、角筒型の角型を使用するのが一般的です。農林水産省が令和2年3月にまとめた「推奨フレコンに関する資料」によると、角型の方がシェアが高いようです。


現場イメージ

画像引用元:推奨フレコンに関する資料

丸型のフレコンバッグは充填・排出がしやすく、粉・粒状物の運搬以外にも廃棄物や雑材をまとめるためにもよく使われます。また土砂の運搬、土のうとして工事現場で使われます。角型のフレコンバッグは安定性が高く、積んだ時に崩れにくいので農作物や原料などの運搬によく使われます。

【選定のポイント】

特に条件が無ければスタンダードな丸型タイプをお選びください。使用を予定している充填機やフレコンスタンドの形状など条件次第で角型をお選びください


丸型のフレコンバッグ一覧はこちら 角型のフレコンバッグ一覧はこちら

【吊りベルト仕様】ベルトタイプ/半ベルトタイプ

吊りベルトは充填した後のフレコンバッグを運ぶ際に使われ、シンプルな半ベルトか反転ベルト付きの2種類があります。


現場イメージ

反転ベルトがついているものは排出がしやすいのが特徴です。とはいえ、半ベルトのフレコンバッグが排出しにくいというわけでもなく、底部分を切り裂いて内容物を排出したい場合は有効です。しかし、ケガに繋がる場合もありますので使用の際は注意が必要です。

【選定のポイント】

耐荷重が1,000sの場合はベルトタイプをお選びください。小型のフレコンバッグや総重量が300s以下の場合は半ベルトでもご利用いただけます。フレコンバッグはベルトで持ち上げるため耐荷重が1,000sが一般的です。


全ベルトのおすすめフレコンバッグはこちら 半ベルトのおすすめフレコンバッグはこちら

【投入口】全開口/筒形口【排出口(下穴)】/全開/筒形/反転ベルト無し/反転ベルト付き

充填や排出をスムーズに行うためには、投入口の形状や排出口の有無も大切です。


投入・排出イメージ

画像引用元:フレキシブルコンテナの形状と選び方!|小泉製麻株式会社

投入口が広く開く全開口タイプは、ショベルカーなど大きい機材を使って充填する時におすすめです。
狭めの半開口は、工場や充填機などを使用する現場におすすめです。
排出口がないものは、土のうや廃棄物用など内容物の移し替えが不要なものによく用いられます。
排出口のサイズも半開か全開があり、穀物や粉製品など製品としてパッケージングが必要なものは半開タイプが主に使用されています。
畑に肥料や土を撒く場合など、排出の範囲があまり重要でない用途では内容物をすぐ排出できるような全開タイプが便利なようです。
先ほども触れましたが、排出口がついていないフレコンバックでも、反転ベルトがついているものであれば排出は比較的簡単です。
ただ、内容量が多いので重機による操作が必要になります。

【選定のポイント】

投入口は基本全開タイプです。充填口に直接取り付けて漏れや粉塵を抑えたい方は筒状をお選びください。ご購入前には、必ず充填口に投入口の大きさが合っているかご確認下さい。
排出口は、粉体・粒体など細かな内容物の際に筒形を選ぶことが多く、内容物が大きい場合や一気に排出したい場合に全開口をおススメします。



【その他の特性】ラミネート/内袋

充填や排出をスムーズに行うためには、投入口の形状や排出口の有無も大切です。


フレコンバックはビニール袋のようなつるんとした作りではなく、強度を増すために樹脂繊維を編んで作られています。
そのため、
・漏れやすい粒子の細かい粉末
・水分を含んだ肥料や汚泥
・穀物類など湿気から守りたいもの
などを運搬する場合は、フレコンバックの中にポリエチレン製の内袋を入れて使います。
特に粉末状のものを運ぶ際は、内袋や内部をラミネートコーティングされたフレコンバッグを使用します。
内容物の水分を切りたい場合は、網目状に隙間が作られた水切り用のフレコンバッグを選びましょう。

【選定のポイント】

ラミネートは、生地本体にフィルムをコーティングしています。ある程度の防水性能や内容物の湿度調整などの用途によって使用します。内袋は、文字通りポリエチレン製の袋をフレコンバッグ本体の内側に取り付けて使用します。粉体を漏らしたくない、水を防ぎたい、内容物の水気を逃がしたくない際に使用します。


ラミネート付きのおすすめフレコンバッグはこちら 内袋付きのおすすめフレコンバッグはこちら



【土木業界】1t土のう(トンバック/トンパック)/耐候性大型土のう

土木工事で1tサイズのフレコンバッグを土のうとして使う場合、内容量の他にも耐候性に優れているかどうかをチェックする必要があります。
長期間屋外に置かれる土のうは紫外線による影響で劣化してしまうので、
耐候性大型土のう協会が認定した耐候性大型土のうを選んでください。耐用年数が表示されているので、工期や使用頻度に応じたスペックか購入前にご確認ください。



【選定のポイント】

土木用途で使われるフレコンバッグになります。河川工事や災害復旧工事など土砂を入れて土のうとして使用されます。
現場では、フレコンバッグを略してフレコンと呼ばれたり、大型土のう・1t土のう・1tバッグと呼ぶため、略してトン袋・トンバック・トンパックと呼ばれます。
土木建設業で使用するため、物性表や寸法表などが必要となるケースがあります。
近年では、1t土のうの問題点を踏まえて、災害復旧事業に工事施工後の撤去作業や施工の安全性を重視した耐候性大型土のうが推奨されています。
耐候性大型土のうは、「性能基準」と「設置基準」を明文化した「災害復旧事業等における耐候性大型土のう設置ガイドライン」に準拠した商品となります。
現時点での物価番における「大型土のう」は「耐候性大型土のう」を指しています。


1t土のうのおすすめフレコンバッグはこちら 耐候性大型土のうのフレコンバッグ一覧はこちら

おすすめのフレコンバッグ5種

耐久表

業界最大級のコスパのフレコンバッグを揃えた現場市場では、ニーズに合わせた様々な形状を取り揃えているのであらゆる用途で使えます!

OGI-001タイプ|余計な機能もコストもカット

【仕様】
・投入口:全開
・排出口:無

【特徴】
余計な機能が必要ない方にピッタリ!反転ベルト等不必要なパーツをカットしてお値段を極限まで抑えたお求めやすいモデルです!
ガラ入れや充填して終わりの場合にピッタリ!



品番 特長 目安荷重 10枚入り価格(税込)  
OGI-001VG 丸型・厚手 1,000kg

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ご購入は
こちら
OGI-001KVG 丸型・薄手 1,000kg

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ご購入は
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OGI-001KVG-KK 角型・薄手 1,000kg

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ご購入は
こちら
OGI-001KVG-0.3m3 丸型・薄手・半ベルト 300kg

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ご購入は
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OGI-001KVG-RP 丸型・薄手・ロープ式 1,000kg

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ご購入は
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OGI-001VG-HF 丸型・厚手・半ベルト 500kg

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ご購入は
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OGI-002タイプ|反転ベルト付き

【仕様】
・投入口:全開
・排出口:反転ベルト付

【特徴】
反転ベルト付きなのでひっくり返して内容物の排出が出来ます。



品番 特長 目安荷重 10枚入り価格(税込)  
OGI-002VG 丸型・厚手 1,000kg

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ご購入は
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OGI-002KVG 丸型・薄手 1,000kg

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OGI-002KVG-KK 角型・薄手 1,000kg

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ご購入は
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OGI-002VGP 丸型・厚手・内袋付 1,000kg

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ご購入は
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OGI-025VG-0.5m3 丸型・厚手・500L 1,000kg

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ご購入は
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OGI-002VG-1.5m3 丸型・厚手・1500L 1,000kg

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ご購入は
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OGI-003|全開口&全開口

【仕様】
・投入口:全開
・排出口:全開

【特徴】
全開排出口タイプなので効率良く内容物の排出が出来ます。



品番 特長 目安荷重 10枚入り価格(税込)  
OGI-003VG 丸型・厚手 1,000kg

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ご購入は
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OGI-005|全開口&筒形口

【仕様】
・投入口:全開
・排出口:筒型

【特徴】
筒形排出口タイプなので粒体の排出が特に向いてます。



品番 特長 目安荷重 10枚入り価格(税込)  
OGI-005KVG 丸型・薄手 1,000kg

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ご購入は
こちら
OGI-005VG 丸型・厚手 1,000kg

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ご購入は
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OGI-005KVG-KK 角型・薄手 1,000kg

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OGI-005VG-KK 角型・厚手 1,000kg

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OGI-005VGP 丸型・厚手・内袋付 1,000kg

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OGI-005VG-FD 丸型・厚手・食品用 1,000kg

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OGI-006|筒形口&筒形口

【仕様】
・投入口:筒型
・排出口:筒型

【特徴】
投入時に粉が舞い散らないので、粉物の投入・排出に特に向いてます。



品番 特長 目安荷重 10枚入り価格(税込)  
OGI-006VG 丸型・厚手 1,000kg

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ご購入は
こちら
OGI-006VG-KK 角型・厚手 1,000kg

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ご購入は
こちら

ご希望の形状をお探しになる際に、お役立ち頂ければ幸いです。

その他フレコンバッグカテゴリページはこちら

まとめ

フレコンバッグは、形状・容量・耐久性・耐候性などの機能が多様な製品です。大量の粉末・粒状物を運搬するので、用途にあった性能の物を選ばないと破損などトラブルの元になりかねません。
今回ご紹介したサイズ・形状・規格の特徴を押えて、用途にあった最適な製品をお選びください。
現場市場では記事中でご紹介したもの以外にも、様々なタイプのフレコンバッグを取り揃えております。
当日発送に対応している製品も多くありますので、現場市場のフレコンバッグページもぜひご覧ください。

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現場市場店長のコメント

フレコンバッグはかなりの重量物なので、使用用途に合わせて適切に使わなければ事故の元になります。こちらのまとめを参考に適正なフレコンを選定頂ければ幸いです。もし迷った場合やお悩みの場合は弊社へお気軽にお問い合わせくださいませ。




この記事を書いた人

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店長

店長。現場資材を取り扱う商社で確かな知識と実績を積みました。あなたの現場ライフをより快適にするショップを絶賛運用してます!

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