インパクトドライバーとドリルドライバーの違いって？
ネジを締めたり、穴をあけたり、電動ドライバーは様々な作業で活躍をします。
その中でよく耳にするインパクトドライバーとドリルドライバー。
この2種類の違いご存じですか？
今回はインパクトドライバーとドリルドライバーの違いを確認していきましょう。
インパクトドライバーとは
インパクトドライバーは『インパクト』と名前がつく通り、衝撃(打撃)を加えることでネジ締めを行うドライバーです。
一番の特徴はパワーが強いこと。錆びて人力では外せないネジ、固い素材にネジを打ちたいとき等にその真価を発揮します。女性でも簡単に使用することができます。また、沢山のネジを素早く打ちたいときや、長いネジを打ちたいとき等にもおすすめのドライバーです。
ドリルドライバーとは
ドリルドライバーは穴あけやネジ回しができる電動ドライバーです。
回転のみで作業を行うドリルドライバーは、軸ブレがしにくく、正確できれいな穴あけが得意です。この軸ブレの少なさのおかげで繊細な作業に向いており、
また、初心者でも扱いやすい工具といえます。正確性が必要な穴あけや、ねじ締め作業におすすめです。
性能の違い
［チャック］［スピードコントロール］［トルク調節部］の3つに違いがあります。
先端にビットを取り付ける［チャック］
インパクトドライバーは、チャックの外側をつまんでロックを外し、ビットを入れます。
ドリルドライバーは、このチャックの大きさを調節することができ、様々な形状のビットや軸の太さに対応ができます。
回転のスピードを調整する［スピードコントロール］
インパクトドライバーのほとんどは回転スピードを切り替えることができません。
ドリルドライバーは切り替えスイッチがあるので、回転スピードを変更することができます。
ねじの締め付けを調整する［トルク調節部］
インパクトドライバーは、トルク調節ができないため、スイッチを押す限り回転と衝撃を与え続けます。
ドリルドライバーは、トルク調整が可能なため、一定の力以上をかからないように設定することができます。
