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業務用ヒーター・ストーブの選び方

（更新）2023.11.30（公開）2022.11.19

業務用ヒーター・ストーブの選び方

寒い時期に必要になるのが暖房器具ですね。一言に暖房器具と言っても、石油ストーブ・石油ファンヒーター・電気ヒーターがあります。さらには、遠赤外線ヒーターやオイルヒーター・ジェットヒーターなどさまざまな暖房器具があります。快適な冬を過ごせるお手伝いに少しでもなれるようにしたいので、今回は業務用のヒーターやストーブについてご紹介していきたいと思います。

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INDEX

1.業務用ヒーターとストーブの紹介
2.現場に合わせた選び方のポイント
3.おすすめ機種

業務用ヒーターとストーブの紹介

まず簡単に各暖房器具を種類ごとに特徴をご説明していきたいと思います。

反射型石油ストーブ

反射式石油ストーブは、よくご家庭でも見ることがあるストーブです。
円筒型の燃焼部分の奥に反射板が付いていて、温められた空気や熱がストーブの正面に集まり前面部から暖かくなります。

熱源	速暖性	換気	コンセント	範囲（コンクリート）
灯油	△	必要	不要	~13畳

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対流型石油ストーブ

対流型石油ストーブは、全体の形状が円筒型となっており、中心の燃焼部分から発生する熱を全方向に放出します。
暖かくなった空気は持ち上げられて対流が起こり、部屋全体が暖かくなります。

熱源	速暖性	換気	コンセント	範囲（コンクリート）
灯油	〇	必要	不要	~24畳

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石油ファンヒーター

石油ファンヒーターは、燃焼部分の熱を送風ファンによって部屋全体を素早く温めてくれます。また操作パネルにて設定温度を設定できるため省エネにも繋がります。

熱源	速暖性	換気	コンセント	範囲（コンクリート）
灯油	◎	必要	必要	~25畳

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業務用石油ストーブ

業務用石油ストーブは、会議室や工場などの広いスペースでもしっかり暖める大型ストーブです。
パワフルな熱源と輻射熱の効果で広いスペースの暖房を実現。

熱源	速暖性	換気	コンセント	範囲（コンクリート）
灯油	◎	必要	必要	~65畳

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ジェットヒーター

ホットガン・スポットヒーターと呼ばれることもある暖房器具です。可搬式ヒーター・乾燥機器として使用され、工場や施設などの暖房に加えて、建築現場や製造現場での各種乾燥用途として使用されます。

熱源	速暖性	換気	コンセント	範囲（コンクリート）
灯油	◎	必要	必要	スポット

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赤外線ヒーター

赤外線放射熱と温風によるWの暖かさのヒーターです。体育館・イベントなど広い空間に最適です。

熱源	速暖性	換気	コンセント	範囲（コンクリート）
灯油	◎	必要	必要	～134畳

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遠赤外線ヒーター

人体に最も吸収されやすい遠赤外線を利用したヒーターです。ヒーターに当たった箇所が暖かくなるため風などに影響を受けにくいです。

熱源	速暖性	換気	コンセント	範囲（コンクリート）
電気	◎	不要	必要	スポット

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電気ヒーター

灯油などの燃料を使用しないヒーターです。電気によって作られた熱エネルギーをファンで送り出します。空気が汚れにくく、人感センサーや加湿機能など様々な付加機能がついた機種も多数あります。

熱源	速暖性	換気	コンセント	範囲（コンクリート）
電気	〇	不要	必要	スポット

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現場に合わせた選び方のポイント

個室などの小空間でおすすめの暖房機具

おすすめの理由: 狭い空間なので、1人～少人数でのご利用が多いと思いますので、しっかりと暖房器具の前面が暖まるタイプがオススメです。
壁際に設置したり設置場所を選べる点も選ぶポイントになります。
反射式ストーブは、輻射熱の効果でじんわりと温めてくれる暖かさと空気が乾燥しにくい点があります。また天板部分が熱くなるので、鍋ややかんに水を入れて加湿したりと昔ながらの良さを感じれます。
電気ヒーターは、熱源が電気のため、ニオイなど気にならず換気をする必要がありません。すぐに暖かい温風が出るのが特長で短時間での利用に最適です。

事務所や作業場などの小～中空間でおすすめの暖房機具

おすすめの理由: 事務所など多い人数でのご利用の場合は、部屋全体を暖めてくれるタイプがオススメです。
対流型石油ストーブは、温めた空気が上に上がって部屋全体を対流させるので、部屋の真ん中に設置できる場合はおススメです。
最近では、デザイン性も良くお部屋の雰囲気に合わせて選ばれることも多くなってきています。
石油ファンヒーターは、強力な温風によってすぐに部屋全体を暖めてくれます。しかも表示モニターで温度管理が出来る省エネタイプや最速着火機能、気になるニオイを出来るだけ抑えた消臭機能など部屋の広さや搭載された機能が選べるバリエーションが多い点がポイントとなります。

屋外作業場や乾燥目的でおすすめの暖房機具

ジェットヒーター

おすすめの理由: ジェットヒーターは、コンパクトなボディと可搬式ヒーターとして持ち運びが便利です。作業現場での暖房や塗料やコンクリート養生などの乾燥用途など便利なアイテムです。
選ぶポイントとしては、まず重さがポイントとなり暖房や内装・塗料などの乾燥で利用する場合は持ち運びの利便性で選ばれます。つぎにパワーと燃焼時間がポイントとなります。
接着剤の乾燥やコンクリートの凍結防止や養生などにオススメです。

倉庫や店舗などの中～大空間でおすすめの暖房機具

業務用石油ストーブ

おすすめの理由: 広いスペースを1台で暖めてくれます。ダブル暖房効果の輻射熱と温風ファンでストーブの周りを一気に暖めます。
選ぶポイントとして、天板が熱くなるタイプ(自然対流)と熱くならないタイプ(全周温風)があります。天井が高く無いなどで自然対流を好まれる場合は天板が熱くなるタイプ。
天井が高かったり、安全面を考える場合は天板が熱くならないタイプをお選び下さい。
もちろん部屋の広さに合った暖房性能はもちろんのこと、石油ファンヒーター同様に様々な機能が付いています。
しっかりと性能と機能を把握するのが2つ目の選ぶポイントです。

体育館やイベント会場などの大空間でおすすめの暖房機具

赤外線ヒーター

おすすめの理由: 赤外線ヒーターは、暖を取る目的のジェットヒーターです。体育館やイベント会場以外にも、ゴルフ練習場、屋内テニス場、物流倉庫、ビニールハウスなどで活躍します。
熱伝導の良い赤外線で得た熱量を温風によって送るため、大型機種になると134畳の暖房目安製品もあります。
しかし、イベント会場など音が気になる場所で利用する場合も多いと思います。しっかりと運転時の動作音をチェックして下さい。静音タイプも多くラインナップされています。
赤外線ヒーターの注意点としては、熱量が大きいために、体育館などの木造の場合はヒーターの熱で床が黒くなる場合があります。その場合は専用の床面保護シートのご利用を推奨します。
また、人が多く安全対策もしっかり考慮する必要もあります。こちらもメーカー推奨のガードフェンスをご利用しましょう。
しかし、注意をして安全に使えば、冬に大活躍間違いなしの暖房器具です。

スポットや補助暖房でおすすめの暖房機具

遠赤外線ヒーター

おすすめの理由: 遠赤外線の特長である、体に吸収されると体内で熱エネルギーが生まれる作用を利用したヒーターです。その為、空間を暖めるには不向きです。
広い工場では、空調管理をしていても肌寒く感じる場所が出来てしまいます。また風が吹き込むような作業場では、空間全体を暖めることが出来ません。そんな時に遠赤外線ヒーターが活躍します。
電源があれば設置可能で、風の影響も受けずに体の芯から暖め、ぬくもりが持続します。
選ぶポイントは、まず電源です。100V、200Vとしっかりと確認してください。200Vのお選びの場合は、配線と電源プラグを取り付けないといけませんので部材の準備と取付作業を行ってください。

業務用ヒーター・ストーブの選び方

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業務用ヒーターとストーブの紹介

現場に合わせた選び方のポイント

おすすめ機種

石油ストーブのおすすめ機種

対流型石油ストーブのおすすめ機種

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業務用石油ストーブ

ジェットヒーター

遠赤外線ヒーター

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