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防食テープは巻き方が肝心!配管を長持ちさせる効果あり

防食テープは巻き方が肝心!配管を長持ちさせる効果あり

防食テープは、地中や水中などに埋設した配管や屋外に設置する配管を錆や腐食から守るために使われます。
使用場面からも分かるように、手軽に巻き直せるわけではないため正しい巻き方を抑えることが大切です。
また、配管によって材質や輸送内容も異なるので、それに応じて製品選びをすると良いでしょう。
今回は、防食テープについて基礎知識から巻き方、選び方のポイントまで詳しくご紹介していきたいと思います。

防食テープとは?埋設した配管の防錆・防食効果あり

防食テープは、腐食や錆びの原因となる水分・酸素などから配管を守るために使われます。
金属で作られた配管が腐食する原因となるのは、

 ●水分
 ●酸素
 ●塩
 ●微生物
 ●科学薬品
 ●漏洩電流

などがあります。

また、温度や流速など配管を埋設する環境によっても腐食のしやすさは変わります。

一度錆が配管に出てしまうと、アノード反応によって配管の腐食が進んでしまいます。


画像引用元:配管の腐食問題入門 【通販モノタロウ】



水中や地中などに埋設する配管は頻繁に観測・取り換えができないため、防食テープなどで対策する必要があるのです。

防食テープは防食以外にも、配管や配線が集まる場所の緩衝材としても使われることがあります。
特にステンレスと亜鉛など、異なる金属同士が触れ合う構造だと、金属接触が原因で腐食して配管が脆くなるかもしれません。

こうした金属接触を防ぐためにも防食テープは使われています。
耐用年数は製品によって異なり、数年単位で交換が必要なものから数十年耐用するものまであります。


防食テープの構造について

防食テープは高い粘着力のある製品なので、単体でも防食性はあります。
製品によって構造は異なりますが、配管を外部要因から守るために薬剤を素材で不織布を挟んだ防食テープも販売されています。


画像引用元:アンチメック工法|事業・製品情報|神鋼鋼線工業株式会社



防食テープを張る時は防食性を高めるため、屋外用の配管は防食テープ単体ではなく下塗り材と上塗り材を組み合わせるのも一般的です。


画像引用元:防食テープについて | Nitto 日東電工株式会社



下塗り材はさび止めや錆転換剤のペーストにして耐腐食性を高め、凹凸を埋めて表面を滑らかにする効果があります。
上塗り剤はカラーがついているものも多く、防食性や見た目の美しさを保つために用いられます。

下塗り・上塗り剤を使わずに防食テープを重ね巻きするケースもあります。

防食テープの巻き方とコツを押さえよう

防食テープの効果を最大限高めるためには、正しい巻き方を知る必要があります。
こちらでは、防食テープを巻く時に大切な2つのポイントをご紹介します。

水分が触れないよう隙間なくキツく巻く

防食性を高めるために、隙間ができないよう防食テープをきつく巻きます。
緩まないほうに引っ張りながらキツく巻き、テープとテープの間に隙間ができないように重ねながら巻き進めます。
この巻き方はハーフラップ方式といい、防食テープ以外でも広く用いられています。

少しの隙間があるだけでも水分等腐食の原因となる物質は入り込むため、巻く作業には細心の注意が必要です。

巻き方は下から上へ

防食テープは下から上の方向に巻くのが基本です。
「きちんと巻ければ方向は関係ないのでは?」と感じますが、上から下に向けて巻くとテープの断面と重なった部分が上を向いてしまうので雨水などが隙間から入りこみやすくなってしまいます。


画像引用元:パイプをまとめる化粧テープの種類、巻き方は?(ご質問者様)| 加藤エアコンサービス



下から上方向にテープを巻くとテープのつなぎ目が下方向になり、雨水や埃などが入りにくくなります。


画像引用元:パイプをまとめる化粧テープの種類、巻き方は?(ご質問者様)| 加藤エアコンサービス



防食性を高めるために2重に巻く場合も

防食性を高めるために、防食テープを二重に巻く場合もあります。

二重に防食テープを巻く時は、先ほどとは逆で上から下(1巡目)→下から上の順番で巻きましょう。
外気に触れる表面部分を浸水しにくくするためです。

設置する方向や環境に応じて巻き方を変えるケースもあるので、それぞれのシチュエーションに適した方法を選んでください。

防食テープを選ぶ3つの基準

防食テープを選ぶ際に基準となる3つのポイントについてご紹介します。
「これから仕事で防食テープが必要になる」「今使っている防食テープがイマイチ…」と感じている方はぜひご覧の上、製品を選ぶ際に生かしてみてください。

配管の素材に合ったもの

配管は、大きく金属管と非金属管に分けられます。
それぞれの素材について、より詳しく見ていきましょう。

【金属管】

 ●鋼
 ●アルミニウム
 ●銅
 ●ステンレス
 ●鉛
 ●チタン

【非金属管】
 ●樹脂(塩ビ)
 ●耐火二層管
 ●架橋ポリエチレン
 ●コンクリート
 ●ガラス陶器

このように、配管の素材が変われば適した防食テープの機能も異なります。
たとえば金属管に使用する防食テープは防錆効果が不可欠ですが、樹脂系の非金属管にとってはそれほど重要とは言えません。

まずは配管の素材と、次にご紹介する使用場面に合った防食テープを選びましょう。

使用するシチュエーションにあったもの

防食テープを使用するシーンは、
 ●上水道
 ●ガスパイプ
 ●電力ケーブル
 ●通信ケーブル
 ●化学薬品を扱う工場
 ●その他工場内部の配管
など多岐に渡ります。


パイプやケーブルの内部を通る物、配管周囲の環境も千差万別なのでそれぞれの場面に適した素材のものを選ぶ必要があるのです。
たとえば、電力ケーブル等には漏電を防ぐために絶縁体素材を使った防食テープを選ばなければなりませんし、屋外に設置する配管には世枯れや紫外線に強い製品が適しています。

対応している温度も要チェック

一般的な防食テープが対応しているのは、60〜70℃くらいまでの温度です。
それ以上の温度の液体・気体が通る配管だと、防食テープが溶けてしまう可能性があります。

高温の内容物が通る配管には、必ず「高温用」「耐熱用」と明記された防食テープを利用してください。
高温用と記載されていても製品によって対応温度が異なるので、購入前に対応温度も確認しましょう。

普通のテープor自己融着テープどちらがいい?

防食テープには普通の粘着テープのように粘着剤が裏面に塗られたものと、自己癒着テープがあります。

自己癒着テープは、巻きつけるとテープ同士が癒着して一体化します。
普通のテープは張ってからしばらくしてもぺりぺりと剥がすことができますが、自己癒着テープは巻きつけてから時間を置くと巻きつけた面同士がくっついて簡単に剥がすことはできません。

その特性から防水性がとても高くなるため、防水機能を重視する現場や、水中に埋設する場合などに自己癒着テープはおすすめです。
自己癒着テープを巻きつける時は、2〜3倍ほど伸ばして引っ張りながらたるまないように気を付けましょう。

まとめ

防食テープはパイプの設置・埋設時だけでなく、DIYでも広く用いられるようになり100円ショップやホームセンターでも手軽に買えるようになりました。
身近な存在であるがゆえになんとなく自己判断で選んでしまいがちですが、今回ご紹介したように運搬する内容物、配管とテープの素材、使用場面、配管まわりの環境によって適した製品が異なります。

現場市場では、特殊な現場にも対応したプロユースの様々な防食テープを取り扱っております。

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ヤスのコメント

意外に困るのが高温で溶ける可能性があるということ。DIYなどでは気づきにくい可能性があるので耐熱性には強く気を付けて水のトラブルが起きないように気を付けましょう!




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ヤス

愛車はシトロエンC3。前職は家具メーカーのECサイト運営。現場市場の企画・撮影を担当。知られざる「現場にあると嬉しいモノ」を知ってもらうことを目的に活動中。休日の日課はもちろん洗車です!

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