ブルーシートの選び方|厚さ・サイズ・ハトメの違いと用途別の選び方

建設現場や工事現場でよく使われるブルーシート。見た目はシンプルな青い養生シートですが、番手・サイズ・ハトメなど選び方のポイントが意外と多く、間違えると「すぐ破れた」「サイズが足りなかった」というトラブルにつながります。
今回の現場市場TVでは、ブルーシートの正しい選び方を徹底解説しました。
【おすすめ動画】ブルーシートの選び方を動画で解説
ブルーシート選びで失敗する理由

動画内でまず話題になったのが、ブルーシート選びでよくある失敗についてです。
ブルーシートは種類が多いにもかかわらず、違いが分かりづらい資材です。
よくある失敗の原因として以下が挙げられていました。
- 番手(厚みや強度)の違いを理解していない
- 使用環境を考えていない
- ハトメの数や強度を確認していない
その結果、「使ってみたらすぐ破れた」「透けて見えた」「風でバタつく」「固定部分から裂けた」といったトラブルが起きます。シート自体の品質ではなく、用途に合わないものを選んでしまうことが失敗の大きな原因だと解説されていました。

番手とは?厚みとの違いを理解しよう

動画内で特に詳しく解説されていたのが「番手」についてです。
番手とは、 3.6×5.4mのシート1枚あたりの重量(g)を基準にした強度の目安です。1,000gあれば1,000番、というように表します。
よく「厚みで選ぶ」という方がいますが、実はブルーシートの強度は厚みではなく、ヤーン(糸)の太さと編み込みの本数(打ち込み本数)で決まります。番手が大きいほど編み目が細かく、強度・防水性・耐久性が上がります。

動画内では実際に薄手と厚手のシートを並べて見せており、薄手は編み目が荒く、厚手(萩原工業さんのシートなど)は編み目がしっかり詰まっているのが確認できました。

| 番手の目安 | 特徴 |
|---|---|
| 番手が小さい(薄手) | 軽くて扱いやすい。価格が安い |
| 番手が大きい(厚手) | 重くて丈夫。価格が高い |

番手が大きいほど耐久性・重さ・価格はすべて上昇します。
用途別おすすめ番手
動画では、用途によって番手を使い分けることが重要だと説明されていました。
| 用途 | おすすめ番手 |
|---|---|
| 屋内作業・短期間使用・ちょっと敷くだけ | 1,000番前後(薄手) |
| 資材の保管・軽い床養生 | 2,000番前後 |
| 重量物の仮置き・防災・台風対策 | 3,000番前後(厚手) |

耐久性を重視するか、扱いやすさを重視するかがポイントです。用途と使用期間を基準に番手を選ぶことで、無駄な買い物やトラブルを防ぐことができると締めくくられていました。

サイズの落とし穴|表示サイズと実寸は違う
動画内で特に話題になったのが、表示サイズと実寸の違いについてです。

例えば「3.6×5.4m」と表示されているシートの実寸は、約3.4×5.2mしかありません。
ブルーシートは幅1,800mmの原反を2本つなぎ合わせて作られています。つなぎ合わせる際にラップ(重なり)が生じ、さらに端を折り返してハトメを打つため、その分だけ実寸が短くなります。これは不良品ではなく、製造上の構造的な理由です。

動画内では実際にこのサイズの違いでクレームになった事例も紹介されており、「10m×10mのプールに合わせて10m×10mのシートを買ったら短かった」というトラブルも起きているそうです。
そのため、ブルーシートは必要なサイズより一回り大きめを選ぶのが基本です。

ハトメの重要性
ハトメとは、ブルーシートの端に等間隔で打ち込まれた金属製または樹脂製の穴のことです。ロープや紐を通して固定するために使います。番手やサイズが合っていても、ハトメが弱いとそこから破れてしまいます。


動画では確認すべきポイントとして以下が挙げられていました。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| ピッチ(間隔) | 一般的には900mm間隔。狭いほど固定力が高い |
| 素材 | アルミ製または樹脂製。アルミは廃棄時に分別が必要 |
| 圧着の状態 | しっかり圧着されているか確認する |
アルミ製ハトメは廃棄時に分別が必要なため、最近は樹脂製やシートと一体型のハトメを採用した製品も増えているそうです。
まとめ
ブルーシートは消耗品ですが、正しく選べば使いやすさと耐久性が大きく変わります。番手・実寸サイズ・ハトメの3点を押さえるだけで、選び方の失敗を大幅に減らすことができます。これから購入を検討している方や、改めて選び方を見直したい方は、ぜひ動画本編もチェックしてみてください。
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この記事を書いた人
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現場市場アンバサダーたけちゃん
現場市場TVにて現場市場アンバサダーとして出演中。 九州の色々な食事と温泉、様々なモノづくり現場や製品をこよなく愛する。
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