フルハーネスの正しい選び方徹底解説!最新おすすめ製品12選も紹介

フルハーネスは2019年2月に着用が義務化され、高所作業の必需品となりました。
しかし形やベルトのタイプ、ランヤードの本数など選択肢が多いので、基準や分かりやすいガイドがないと自分にあったものが選びにくいかもしれません。
フルハーネスはベルト状なのでサイズ感も分かりにくいと感じる方も多いはず。
自分にあったフルハーネスは作業がしやすくなるだけでなく、安全性も高めてリスクを軽減することにも繋がるので、こだわって選びたいものです。
この記事では、フルハーネスを選ぶ基準と2022年最新のおすすめ製品についてご紹介します。
INDEX
- 1.フルハーネスとは?転落事故リスクのための墜落制止用器具
- 1-1.安全帯(旧規格)
- 1-2.墜落制止用器具(新規格)
- 2.フルハーネス着用の義務化について
- 2-1.墜落制止用器具の選定要件
- 2-2.特別教育
- 3.フルハーネスの選び方の順番と種類についてご紹介
- 3-1.まずはフルハーネスの形を決める
- 3-2.自分に合ったサイズを選ぶコツ
- 3-3.胴ベルト・腿ベルトのタイプを選ぶ
- 3-4.ランヤードのタイプを知ろう
- 4.2022年最新版!おすすめのフルハーネス12選
- 4-1.タイタン パンゲア キャニオン ブラック M (墜落制止用器具) PACN-10A-BL-M
- 4-2.タイタン パンゲア ホライゾン ブラック M (墜落制止用器具) PAHN-10A-BL-M
- 4-3.ツヨロン レヴォハーネス Mサイズ TH-508-OT-BKR-M-BX
- 4-4.ツヨロン 黒影ハーネス Mサイズ TH-504-OT-DG-M-BX
- 4-5.タジマ フルハーネスハーネスZA(SEGハーネス・アルミ製バックル)
- 4-6.タジマ ハーネスZS 黒 Sサイズ AZSS-BK
- 4-7.3M DBI-サラ エグゾフィット ネックス フルハーネス 1112971N Sサイズ 1112971N
- 4-8.3M DBI-サラ エグゾフィット ライト フルハーネス 回転式ベルトアジャスター 1114080N Sサイズ 1114080N
- 4-9.タニザワ 墜落制止用器具 フルハーネス “無双2” 572A-N-B
- 4-10.タニザワ 墜落制止用器具 フルハーネス “匠2” 571A-N-B
- 4-11.KH KH ハーネスX型 FXPNBL-M2
- 4-12.KH KH ストレッチハーネスXV型 FXVGSL-L2
- 5.5m以下ではフルハーネスは逆効果?
- 6.まとめ
フルハーネスとは?転落事故リスクのための墜落制止用器具

フルハーネスとは建設作業など高所の作業場からの転落事故を防ぐための器具で、2019年2月1日から高所での着用が義務化されています。
6.75m以上の高さではフルハーネスを着用する必要があります。
墜落制止用器具はかつては「安全帯」と呼ばれていたので、そちらの呼称の方が耳なじみが良い方もいるかもしれません。
安全帯(旧規格)
法改正以前は、
● 胴ベルト(一本つり)
● U字つり胴ベルト
● フルハーネス(一本つり)
をまとめて安全帯と呼んでいました。
それぞれの特徴と旧規格のポイントを下表にまとめましたので、見ていきましょう。
【安全帯(旧規格)の種類】
| 安全帯 | 特徴 |
|---|---|
| 胴ベルト(一本つり) |
旧A種安全帯 ベルトにランヤード(ロープ)を通したシンプルなつくり |
| U字つり胴ベルト |
ベルトにランヤードを通し、ランヤードを柱に回して使う 電柱作業などに使用する |
| フルハーネス(一本つり) |
肩・銅・腿にベルトを通して使う 抜け落ちにくく、墜落時の負荷が分散されやすい |
【安全帯(旧規格)の特徴】
| 名称 | 安全帯 |
|---|---|
| 使用制限 | 特に規定はなし |
| 使用可能質量 | 85kg |
| ショックアブソーバの伸び最大値 | 650mm |
高所での作業ではこれらの3種類のうちいずれかを着用していれば良かったのですが、事故例や危険性の指摘、国際規格とのずれなどが以前から指摘されていました。
実際、諸外国では安全帯=ハーネスタイプという程普及しており、2000年代以降は日本でも徐々に普及しつつありました。
2019年2月に労働安全衛生法第13条第3項第28号が改正され、法令上の名称は安全帯ではなく墜落制止用器具へと変更されたのです。
墜落制止用器具(新規格)
労働安全衛生法の一部改正により旧規格の安全帯は再分類され、フルハーネスと胴ベルト(一本つり)が墜落制止用器具に、墜落阻止機能がない U字つり胴ベルトはワークポジショニング用器具と名称を改めました。
出典: 墜落制止用器具規格改正ガイド | 墜落制止用器具、フルハーネス型、胴ベルト型、ワークポジショニング用器具、墜落防止装置、ツヨロン(TSUYORON)の藤井電工株式会社
【墜落制止用器具(新規格)の特徴】
| 名称 | 墜落制止用器具 |
|---|---|
| 使用制限 |
6.75m以上の高所はフルハーネスを着用 墜落制止用器具は体重+装備品の質量をカバーできるものを選ぶ ランヤードは高さ・設備に適したものを選ぶ |
| 使用可能質量 | 85kg/100kg |
| ショックアブソーバの伸び最大値 |
第一種:1.2m以下 (自由落下距離1.8m、衝撃加重値4.0kN以下) 第二種:1.75m以下 (自由落下距離4.0m、衝撃加重値6.0kN以下) |
墜落制止用器具は2種類ありますが、6.75m以上での高所作業では原則フルハーネスを着用する必要があります。
6.75m以下かつ、フルハーネス型のものだと墜落時に地面に到達する恐れがある時のみ、胴ベルト(一本つり)が使用可能です。
U字つり胴ベルトを高所で使用する場合は胴ベルト(一本つり)またはフルハーネス(一本つり)と併用しなければなりません。
旧規格から新規格への移行猶予期間として2022年1月まで旧規格の製品も使えていましたが、既に移行期間は過ぎているので旧規格の製品ではなく2019年2月移行に生産された新規格の墜落制止用器具をご購入ください。
フルハーネス着用の義務化について

フルハーネス着用が義務化されたのは先述の通り、
● 墜落事故発生時のリスク軽減
● 墜落防止機能の有無がタイプによって違う
● 国際水準に合わせるため
などの理由からです。
胴ベルトタイプのものは着用が容易なものの、ベルトのポジショニングに個人差があったり、墜落時に負荷が腹部に集中して内蔵が圧迫されるなどのリスクがかねてより指摘されていました。
出典: 正しい使い方(装着方法など) | 「TITAN」墜落制止用器具のサンコー株式会社
本来は〇がついている腰骨の部分に締めるのですが、締める時点で位置がずれていたり、作業をしている途中で段々とずれてしまうことも多くありました。
フルハーネスだと固定部分の個体差が比較的出にくく(サイズ選びや正しい方法での装着は必要です)、墜落した時も負荷が分散されて自然な体制を保ちやすくなります。
U字つり胴ベルトは現在でも使用されていますが、高所作業の場合はフルハーネスと併用してください。
墜落制止用器具の選定要件
2019年1月25日に改正された「墜落制止用器具の規格」と、ガイドラインでは墜落制止用器具を選ぶ際の要件を以下のように規定しています。
1. 6.75m以上の高所ではフルハーネスを選ぶ
既に何度かご説明していますが、以下の条件では一本つりの胴ベルトではなくフルハーネスを着用する義務があります。
● 6.75m以上の高所
● 2m以上の作業床を設けることが困難なところ
一般的な建設現場の場合は5m以上、柱上作業の場合は2m以上でフルハーネス着用が推奨されています。
2. 最大重量内の器具を使う
新規格の墜落制止用器具は、特注の場合を除き最大質量が85Kgか100Kgに決められています。
体重と装備品を合計した重さが、器具の最大質量の数値に収まるようにしましょう。
例えば、83Kgの人が5Kgの装備品を付けて作業する場合、適切な規格は100kg用の器具です。
3. フックの位置でショックアブソーバーを選ぶ
ハーネスに付けるショックアブソーバーは、バイパスベルトと緩衝ベルト2枚からなる部品です。
落下するなどしてベルトに衝撃が加わると、2枚の緩衝ベルトが引き裂かれて体への衝撃や負荷を軽減します。
新規格では伸びの最大値ごとに第一種(1.2m以下)と第二種(1.75m以下)に分けられています。
フックをかける位置が腰より上の場合は第一種を、腰より下の位置にフックを付ける場合は第二種を選びましょう。
特別教育
安衛則・特別教育規程の改正により、「高さが2m以上の箇所であって作業床を設けることが困難なところにおいて、墜落制止用器具のうちフルハーネス型のものを用いて行う作業に係る業務(ロープ高所作業に係る業務を除く。)」に携わる人は、安全衛生特別教育を受ける必要があります。
特別教育は学科4.5時間、実技1.5時間で、下図の内容を受講します。
出典: 安全帯が「墜落制止用器具」に変わります!(厚生労働省)
ただし、全員が全てのカリキュラムを修める必要はなく、すでに「高さが2m以上の〜」の前提条件で、胴ベルトを着用して6ヶ月作業に従事した人はTを、フルハーネスを着用して6ヶ月従事した人は学科T・Uと実技Xを省略できます。
フルハーネスの選び方の順番と種類についてご紹介

これからフルハーネスを購入する方、買い替えを検討している方にむけて製品を選ぶ基準を順番ごとにご紹介していきます。
それぞれの段階で種類についてもご紹介しておりますので、フルハーネス選びにぜひお役立てください。
まずはフルハーネスの形を決める
まずは、フルハーネスの背面の形を決めましょう。
【X型】
【Y型】
KH ハーネスY型+2丁掛けランヤード セット YPNSLSPWS2
背中から見た時のベルトの形がYのようになるフルハーネスです。
見た目がすっきりしていること、腰回りや胸ベルト部に道具が装備できることから人気が高いモデルでもありますが、万が一落下した場合に衝撃が一点に集中しやすいため注意が必要です。
Y型の原型になった着崩れしにくいH型もありますが、X型・Y型の2種類が主流です。
自分に合ったサイズを選ぶコツ
フルハーネスは自分の体型にあったサイズの着用が推奨されていますが、ベルト状なのでパッと見てサイズが分かりにくいかもしれません。
以下のように慎重と体重ごとのサイズの目安を出しているメーカーも多いので、サイズ選びの参考にしてみてください。
出典: タイタン 2021年10月デジタルカタログ11Pより
ただ、メーカーや製品によってサイズの範囲が異なるので、あくまでも目安としてお考えください。
フリーサイズでベルトで調整できるフルハーネスもあり、既製のサイズでは合うものがなかったという方におすすめです。
胴ベルト・腿ベルトのタイプを選ぶ
ツヨロン フルハーネス飛燕 Mサイズ TH-506-OT-DG-M-BX
赤で囲った部分が胴ベルト、青で囲った部分が腿ベルトです。
胴ベルト
胴ベルトがあると墜落して吊り下がった状態での体への負担が分散されます。
ベルト部分に工具をかけられるので、実用的なパーツでもあります。
● スライドタイプ
● ワンタッチ
の2種類があり、留め外しをするバックル部分で分けられます。
着脱が簡単なワンタッチタイプが多く、金属製だったりプラスチック製だったりと製品によってバックル部分の素材が異なります。
胴ベルトがないフルハーネスもあり見た目もすっきりとしていますが、胴ベルトを付けた方が安全性・耐衝撃性が上がります。
腿ベルト
腿ベルトの種類は、以下の2種類に分けられます。
● V型:骨盤や股部分に沿ったV字のベルト
● 水平型:左右の太ももに付けるベルト
V型は安全性が高い一方で、圧迫感があって動きにくいと感じることも。
水平型は動きやすいため人気があるのですが、がっちりと固定しているわけではないので落下時にずれて体に負担を与えやすいリスクがあります。
ランヤードのタイプを知ろう
出典: ランヤードにも旧・新規格がある?ショックアブソーバーの種類や正しい使い方を解説します! | 高所安全対策の新基準!常設型転落防止システム「アクロバット」
ランヤードとは命綱のことで、フルハーネスの背中側と構造物をそれぞれフックで固定して使用します。
新規格では素材ごとに、強度の規格が定められています。
織りベルト/繊維ロープ:22.0kN以上(第一種ショックアブソーバーと組み合わせる場合は15.0kN以上)
ワイヤーロープ/チェーン:15.0kN以上
ランヤードの形式には
● ロープ式
● 巻き取り式
● 伸縮式
● ダイナミックロープ式
の4つがあり、それぞれに特徴があります。
ロープ式
主にナイロン製の直径10mmの三つ打ロープを使ったシンプルなランヤード
巻き取り式
巻き取り用のレールがついたランヤード
収納しやすいが、摩擦などで損傷がつきやすい
伸縮式
カール状で伸縮するタイプのランヤード
移動した分だけ勝手に伸びるので操作が不要でコンパクト
ダイナミックロープ式
中に芯が入っているランヤード 伸び率が高いので落下時の負荷軽減が期待できる
ランヤードは上記以外にも、
● 一丁掛けか二丁掛けか
● 使用可能質量(体重+装備品)
● 落下距離(作業床と地面よりも短いもの)
などの要素も大切です。
作業現場の環境に応じて適切なものをお選びください。
また、紫外線等による劣化を抑えるためにも使用期間は2年程が目安です。
定期的に新しい物に買い替えて安全に作業しましょう。
2022年最新版!おすすめのフルハーネス12選

ここまで解説してきたように、フルハーネスはタイプの組み合わせによって様々な種類があります。
こちらでは数ある製品の中から、2022年最新版のおすすめフルハーネス12選をご紹介します。
こちらでご紹介する製品情報は2022年8月時点の現地市場でのデータです。
時期によって在庫や値段が変わることがありますので、最新情報はリンクからご確認ください。
タイタン パンゲア キャニオン ブラック M (墜落制止用器具) PACN-10A-BL-M

| 商品名 | タイタン フルハーネスパンゲア |
|---|---|
| 現場市場価格 | <%price_PG-K-7-0107%>〜 |
| 商品コード | PG-K-7-0107 |
| バリはや便 | 対応 |
| 腿ベルト | V型/ワンタッチバックル |
| サイズ/カラー | M・L/ブラック・シルバー |
タイタンのフルハーネスは、機能性だけでなくスタイリッシュなデザインにもこだわっています。
こちらのキャニオンシリーズと、次にご紹介するホライゾンシリーズはアパレルデザイナーが手掛け、裁縫の仕方やピッチなど細かい部分にもこだわっています。
PACN-10A-BLと、PAHN-10A-BLは2020年にグッドデザイン賞を受賞しました。
もちろん見た目の良さだけでなく軽量化にも注力しているので、装着時も動きやすくワンタッチバックルで着脱も簡単です。
商品ページはこちら
タイタン パンゲア ホライゾン ブラック M (墜落制止用器具) PAHN-10A-BL-M

| 商品名 | タイタン フルハーネスパンゲア |
|---|---|
| 現場市場価格 | <%price_PG-K-7-0148%>〜 |
| 商品コード | PG-K-7-0148 |
| バリはや便 | 対応 |
| 腿ベルト | 水平型/ワンタッチバックル |
| サイズ/カラー | M・L/ブラック・シルバー |
PAHN-10A-BLは、腿ベルトが水平に配置されたホライゾンシリーズです。
フラットな腿ベルトを着用することで、移動や作業時に脚を大きく開いても食い込みなどが感じにくくなっています。
背面下部についている骨盤ベルトで、墜落阻止時にかかる負担の緩和が期待できます。
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ツヨロン レヴォハーネス Mサイズ TH-508-OT-BKR-M-BX

| 商品名 | ツヨロン フルハーネスレヴォハーネス |
|---|---|
| 現場市場価格 | <%price_PG-K-7-0027%>〜 |
| 商品コード | PG-K-7-0027 |
| バリはや便 | 対応 |
| 腿ベルト | V型/ワンタッチバックル |
| サイズ/カラー | M・L/黒赤のみ |
レヴォハーネスはツヨロンのフラッグシップモデルです。
ベルトの表面が黒、裏面が赤なので一目でねじれが認識しやすくスムーズに正しく装着できます。
クロスした腿ベルトが骨盤から脚の付け根を包み込むので、落下時に体にかかる衝撃を分散してくれ救助されるまでの持久時間向上に役立ちます。
ベルトの交差部は立体的な構造で作られており、体の動きにフィットしやすい形状です。
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ツヨロン 黒影ハーネス Mサイズ TH-504-OT-DG-M-BX

| 商品名 | ツヨロン フルハーネス黒影ハーネス(腿ベルト水平タイプ) |
|---|---|
| 現場市場価格 | <%price_PG-K-7-0117%>〜 |
| 商品コード | PG-K-7-0117 |
| バリはや便 | 対応 |
| 腿ベルト | 水平型/ワンタッチバックル |
| サイズ/カラー | M・L/ダークグレー |
黒影シリーズは、クールな見た目が人気のフルハーネスです。
左右が独立した水平型腿ベルトなので、ニッカポッカや防寒着を着ている時でも動きやすく、季節問わず使いやすいモデルとなっています。
胴ベルトはついていませんが、付属の固定具で手持ちのベルトが取り付けられます。
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タジマ フルハーネスハーネスZA(SEGハーネス・アルミ製バックル)

| 商品名 | タジマ フルハーネスハーネスZA(SEGハーネス・アルミ製バックル) |
|---|---|
| 現場市場価格 | <%price_PG-K-7-0250%>〜 |
| 商品コード | PG-K-7-0250 |
| バリはや便 | 対応 |
| 腿ベルト | 水平型/ワンタッチバックル |
| サイズ/カラー | S・M・L/黒・ライン白・ライン赤 |
タジマのSEGハーネスZAシリーズは、動きやすさを追求した「アクティブフィット構造」が特徴です。
46mmの幅広ベルトで肩の食い込みを、シリコンストッパーでズレを防ぎ、体の動きを妨げずフィットします。
胴ベルトはハーネスに直接付けられるので、窮屈な束縛感もありません。
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タジマ ハーネスZS 黒 Sサイズ AZSS-BK

| 商品名 | タジマ フルハーネスハーネスZS(SEGハーネス・スチール製バックル) |
|---|---|
| 現場市場価格 | <%price_PG-K-7-0025%>〜 |
| 商品コード | PG-K-7-0025 |
| バリはや便 | 対応 |
| 腿ベルト | 水平型/ワンタッチバックル |
| サイズ/カラー | S・M・L/ブラックのみ |
同じくタジマのAZSS-BKは動きやすい構造でバックル部分は硬質スチールが使われており、外的な刺激にも強いのが特徴です。
「アクティブフィット構造」はこちらのモデルでも採用されていて、屈んだりしても突っ張らずベルトによる圧迫感もありません。
ハーネス用フックハンガーが付属しています。
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3M DBI-サラ エグゾフィット ネックス フルハーネス 1112971N Sサイズ 1112971N

| 商品名 | 3M フルハーネスDBI-サラ[[TM上]]エグゾフィット ネックス[[TM上]] |
|---|---|
| 現場市場価格 | <%price_PG-K-7-0015%>〜 |
| 商品コード | PG-K-7-0015 |
| バリはや便 | 対応 |
| 腿ベルト | V型/ワンタッチバックル |
| サイズ/カラー | S・M・L/グレー |
3Mのエグゾフィットネックスシリーズは、実用性と快適性を兼ね備えたモデルです。
肩や股部へのあたりが柔らかいベルト生地を採用したり、吊り下げ時にベルト部分がうっ血しないための対策ストラップを設置したりと、あらゆる場面で体の負担を軽減する仕組みが満載です。
調整幅が大きめなので体が大きかったり、何かと着こむ寒い季節にも対応可能。
工事や建設などの高所作業におすすめです。
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3M DBI-サラ エグゾフィット ライト フルハーネス 回転式ベルトアジャスター 1114080N Sサイズ 1114080N

| 商品名 | 3M フルハーネスDBI-サラ[[TM上]]エグゾフィット[[TM上]]ライト(回転式ベルトアジャスター) |
|---|---|
| 現場市場価格 | <%price_PG-K-7-0175%>〜 |
| 商品コード | PG-K-7-0175 |
| バリはや便 | 対応 |
| 腿ベルト | V型/ワンタッチバックル |
| サイズ/カラー | M・L/ブラック・シルバー |
同じく3Mのエグゾフィットシリーズですが、1114080Nはベルトアジャスターが回転式なのが大きな違いです。
アジャスターの横についているレバーを回すだけでベルトの長さ調節ができます。
片手で操作できるので高所でも安全にベルト調整が可能な上に、巻き取り構造で余ったベルトがどこかに引っかかるということもありません。
太陽光や雨水などで劣化しにくい金属製のバックルを採用しており、メンテナンスもお手軽。
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タニザワ 墜落制止用器具 フルハーネス “無双2” 572A-N-B

| 商品名 | タニザワ 墜落制止用器具 フルハーネス “無双2” 572A-N-B |
|---|---|
| 現場市場価格 | <%price_00900217%> |
| 商品コード | 00900217 |
| バリはや便 | 対応 |
| 腿ベルト | V型/ワンタッチバックル |
| サイズ/カラー | フリーサイズ/ブルー |
タニザワの無双2は、サイズの規定がなくフリーのワンサイズ展開です。
サイズ調整はベルトの長さを調節して行いますが、通すループが複数設置されているのでベルトが余ってもすっきりと収納できます。
ベルト下部の接合部分をサイドにすることにより、しゃがんでもベルトが突っ張りません。
また、肩の動きによってベルトが追随してスライドすることで、腕を上げる・体をひねるといった動きもより滑らかに行えます。
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タニザワ 墜落制止用器具 フルハーネス “匠2” 571A-N-B

| 商品名 | タニザワ 墜落制止用器具 フルハーネス “匠2” 571A-N-B |
|---|---|
| 現場市場価格 | <%price_00900214%> |
| 商品コード | 00900214 |
| バリはや便 | 対応 |
| 腿ベルト | 水平型/ワンタッチバックル |
| サイズ/カラー | フリーサイズ/ブルー |
無双2との大きな違いは腿ベルトのタイプです。匠Uは水平型で、より脚さばきがよく動きやすいフルハーネスです。
こちらもフリーサイズ。肩部分・腿部分それぞれでサイズ調整をするので、幅広い体系の人にフィットしやすいです。
もしもループからもベルトが余った時は、付属しているエンドクリップでベルトを留められます。
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KH KH ハーネスX型 FXPNBL-M2

| 商品名 | KH KH ハーネスX型 FXPNBL-M2 |
|---|---|
| 現場市場価格 | <%price_01011992%> |
| 商品コード | 01011992 |
| バリはや便 | 対応 |
| 腿ベルト | 水平型/ワンタッチバックル |
| サイズ/カラー | M/ブラックに青ライン |
FXPNBL-M2は背中がクロスになっていてフィット感が高いのが特徴。
工具などを付ける場合は別途ベルトが必要ですが、ハーネスだけならとても軽量なので工場・電気工事・点検時などにおすすめです。
大型で分厚い肩パッドが採用されているので、スレや食い込みなども感じにくくなっています。
商品ページはこちら
KH KH ストレッチハーネスXV型 FXVGSL-L2

| 商品名 | KH KH ストレッチハーネスXV型 FXVGSL-L2 |
|---|---|
| 現場市場価格 | <%price_01011997%> |
| 商品コード | 01011997 |
| バリはや便 | 対応 |
| 腿ベルト | V型/ワンタッチバックル |
| サイズ/カラー | L/ブラックに青ライン |
FXVGSL-L2はFXPNBL-M2と同じくX型のフルハーネスですが、腿ベルトがV型なのでより体にフィットする構造です。
安全面と快適さを両立するために、お尻・背中の一部のベルトがじゃばら状になっているのが特徴。
動きに合わせてじゃばら部分が伸縮するので、しゃがむ・手を伸ばす・車や自転車を運転する時も突っ張った感じがありません。
落下してロープでつられている時も体を締め付けず衝撃を押さえてくれます。
商品ページはこちら
5m以下ではフルハーネスは逆効果?

フルハーネスとランヤードは6.75m以上(建設業では5m)の高所で使うことを想定しているため、5m以下の場所で使う場合落下した時に地面に到達する可能性があります。
5m以下の現場では安全ロック付きのランヤードと組み合わせるか、胴ベルトを使った方がよいでしょう。
安全ロック付きのランヤードは急速な引っ張りに反応してロックされ、落下した際に距離を最短に抑えてくれます。
ただし2〜3mなど基準よりも大幅に低い位置からだと、ロックがかかるよりも前に地面に落下することも考えられるので、高さや場所に応じた安全装置を利用することをおすすめします。
改正労働安全衛生法では、
● 柱上作業の場合は2m以下
● 6.75m(建設業では5m)以下
の状況では胴ベルト(一本つり)も使用が認められています。
まとめ
フルハーネスは墜落制止用器具として、あらゆる分野の高所作業になくてはならない器具です。
フルハーネス着用義務化にあたり、なんとなくで選んで買おうと思っていた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、今回ご紹介したようにそれぞれの部位の役割や、特徴を理解すればご自分の体型や作業環境に合った製品が選びやすくなります。
本文でもご紹介した通り、フルハーネスは背面の形→サイズ→胴ベルト・腿ベルト→ランヤードの順番で選ぶことをおすすめします。
本記事でご紹介したポイントとおすすめ製品が、皆様のフルハーネス選びに役立てば幸いです。
商品ページはこちら
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この記事を書いた人
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ヤス
愛車はシトロエンC3。前職は家具メーカーのECサイト運営。現場市場の企画・撮影を担当。知られざる「現場にあると嬉しいモノ」を知ってもらうことを目的に活動中。休日の日課はもちろん洗車です!
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ヤスのコメント
法改正のあおりを受けてご購入をご検討される方が増えているフルハーネス。機動性はもとよりニッカポッカでも着用可能な季節を気にせず使えるモデルなど様々なモデルがあります。
こちらの記事を参考に是非あなたに合うフルハーネスを探してみてください!