エアーソーの正しい使い方と3つのメリットを詳しく解説！

火花が散りにくい

エアーソーは使用している間コンプレッサーから刃先に向かって空気が吹き付けられています。
そのため火花がほとんどといっていいほど散らず、引火のリスクも非常に低いため火気厳禁の場所でも使えるなど使用場面を選びません。
水中で使えるモデルもあり、消防署や自衛隊などで救助用としても利用されています。

パワフル

エアーソーは圧縮した空気の力を使うので、大変パワフルです。
金属板のカットや、解体作業、硬い金属の切断もスピーディーに作業できます。
より効率良く作業を行いたい場合はストロークの長い刃ややすりを選ぶのがおすすめです。

扱いが難しくない

エアーソーは構造は特殊なものの、使い方自体はとてもシンプルです。
エアーソーを使ったことがない人でも、レシプロソー、ジグソー、チェーンソーなど切断用の電動工具を使ったことがある方ならすぐに扱えるでしょう。
ただ、電動工具よりもパワーが強いので、最初は弱いレベルから始めると良いかもしれません。

作業着・手袋・作業メガネ・マスクを装着する

エアーソーはハイパワーな切断用工具です。作業中に破片やチップが飛んでくることがあり大変危険なので安全面に配慮した服装や装備で作業してください。

● 作業着
● 作業用革手袋
● 作業用ゴーグル
● 粉塵マスク
は必ず装着しましょう。

作業着のサイズが大きくでだぶついていると、回転部に巻き込まれる恐れがあります。
必ずジャストサイズのものをお選びください。
ネクタイ・ネックレス・ブレスレット・カードホルダーなども同様ですので、作業中は必ず外しましょう。
手袋も軍手や織った素材だと繊維が巻き込まれることがあります。革のように滑らかな素材の作業用手袋をご使用ください。
髪の毛が長い方はまとめて帽子の中に入れておきます。

オイルが切れている場合はエアーツールオイルを給油する

エアーソーなど空圧を利用するエアツールは、正常に作動させるために使用毎に専用のオイルを給油してください。
使用しているエアーソーの動きが鈍くなったり、パワーが低下したと感じたら内部のオイルが切れていないか確認しましょう。

給油の方法は機種によって異なるので、メーカーが提示する方法で適切にオイルを注入してください。

エアーソーとエアーコンプレッサーを繋げる

エアーソーとエアーコンプレッサーをホースで接続します。
配管の一例はこちら

画像引用元：切断ツール エアーソー、エアーカットオフグラインダー、エアーソーブレード

機種や装備にあった配管を行ってください。改造等は本体の寿命を損ねる原因になるだけでなく、作業者のケガやトラブルに繋がりかねません。

電源を入れてカット・研磨作業をする

エアーコンプレッサーの電源を入れて出力を調整したら、エアーソーのスイッチをONにしましょう。
コンプレッサーから空気が送られてきて先端の刃が動き始めるので、材料のカットや研磨作業をしてください。

刃の交換は必ず電源を切ってから

前提として刃を変える時は必ず電源を切って、エアーソーの動きが完全に止まってから行ってください。
エアーホースに繋がっていたり、まだ本体が動いている状態で替刃作業を行うとケガをする恐れがあります。

チャックカバーを外してブレードを交換する

エアーソー本体にねじのついたチャックカバーがあるので、ドライバーなどを使ってねじを緩めてカバーを開きましょう。

画像引用元：切断ツール エアーソー、エアーカットオフグラインダー、エアーソーブレード

中の刃を取り外して、付け替えたいブレードややすりをセットします。
この際、手を切らないように慎重に作業しましょう。
替刃がセットできたら次の作業に移ります。

しっかりとボルトやネジを締める

再びチャックカバーをつけてねじを締めれば交換作業完了です。
使用中に緩まないようにねじはしっかりと留めてください。