チップソーの種類を用途ごとに解説！最新おすすめ商品も

チップソーは硬い素材の切断ができるアイテム

画像引用元：チップソーの選び方

チップソーは円盤状の鋸のことで、外側にのこぎりのように刃がついているのが特徴です。
チップソーカッターや丸鋸などの回転工具に装着し、木材・鉄工・ステンレス・非鉄金属・樹脂・石膏など様々な素材の切断に用いられています。

チップソーを構成する要素と、それぞれの設計ルールや特徴について見ていきましょう。

● 外径
→外径はチップソーの直径で、安定して作業するためには被切断材の5〜6倍以上の長さが必要です。
たとえば20mmの材料を切断したい時、外径100〜120ｍｍ以上の外径のチップソーを選びましょう。
● 刃厚
→チップソーの刃厚が厚いと、ブレが少なく安定した切断作業が可能です。ただ、モーターへの負荷も大きくなります。
薄いと細かく繊細な作業もしやすいですが、刃が薄い分切断する幅が狭くなるので、刃が材料に挟まったり食い込みやすくなります。

● 内径（穴径）
→チップソーの真ん中に空いている穴のサイズは、装着する工具に合わせて選びます。
原則として穴径のサイズが異なるチップソーと工具は取り付けられませんが、一部複数の穴径に対応している工具もあります。

● 刃型
→チップソーの刃の先端の形状は、チドリ刃・平刃・組刃など色々な種類があります。
切断する素材の種類や厚みに合ったものを選びましょう。

● 刃数
→チップソーの刃の数は、外径や用途によって異なります。
刃数が少ないと抵抗が少ないので作業性が良くなり、ステンレスや鉄などの硬い素材や厚みのある素材の切断に適しています。
刃数が多いと切断面がなめらかに仕上がるので、トタンや合板などの薄板の切断に使われます。

● ピンホール（トメ穴）/皿穴
→ピンホール（トメ穴）は回り止めのピンを入れる穴を、皿穴は回り止めや取付に使う皿ねじを入れる穴を意味します。

● キー溝
→キー溝は、チップソーの穴の部分に付けられたくぼみです。
取付軸に回り止めのキーがついている工具を使用する場合は、キー溝付きのチップソーを選びましょう。

チップソーの選び方は？

チップソーは、丸鋸やスライド丸鋸、チップソー切断機、草刈り機などに装着して材料の切断を行います。
数多くの製品が販売されているので、チップソーを購入する際は用途、使用する工具、切断する素材に合った製品を選びましょう。

チップソーを選ぶ上で大切なポイントは、こちらの記事で詳しく解説しております。
内部リンク：https://www.genbaichiba.com/shop/pages/mag-20230915.aspx

チップソーの種類とそれぞれの特徴

チップソーの種類は、主に切断する素材ごとに分類されています。
こちらでは、用途別のチップソーの特徴についてご紹介します。

付加機能の種類も押さえておこう！

木工用のチップソーは作業がしやすいように付加機能のある製品も販売されています。
用途にあった付加機能を選ぶことで、作業の効率アップやメンテナンスの簡略化などが期待できます。

木工用チップソーでよく見かける3つの付加機能について見ていきましょう。

● コーティング
→台金や刃先にフッ素などでコーティングした製品は、木材のヤニが付きにくい、切断時の抵抗が抑えられるといったメリットがあります。

● スリット
→台金のスリットに特殊樹脂を充填した製品は制振作用があり、低騒音、耐久性の向上、切断面の品質向上などの効果があります。

● 縦挽き用
→縦挽き（木目と平行に切断する）ができるよう刃の形状を加工した機能です。

チップソーは定期的にお手入れが必要

チップソーは短時間で材料を切断できる便利な機能ですが、切れ味や作業性を長持ちさせるためには定期的なお手入れが必要です。

● ヤニ取り
木材のヤニがチップソーに付着すると、切断能力が低下してしまいます。刃先や台金にヤニついてしまったら、ソークリーナーやヤニ取りなどを使ってヤニを取り除きましょう。

● 防錆油の塗布
コーティングされていないチップソーを使う場合、錆びを防ぐために使用後は防錆油で表面を保護しましょう。

● こまめな状態確認
使用前と使用後は刃先の状態をしっかりと確認してください。チップや刃先が欠けている場合は危険ですので使用せず新しい物に交換してください。

2024年最新！チップソーのおすすめ9商品

現場市場でお取り扱いのあつチップソーのおすすめ商品をご紹介していきます。

まとめ

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