工具の種類と特徴をまとめて紹介!用途を理解して必要な工具を買いそろえよう
作業場での製造業務や整備場のメンテナンス作業においては、さまざまな工具を使用します。初心者ですと、そもそもどのような工具のラインナップがあるのか分からないという方も少なくありません。
作業を安全に効率よく進めるためには、主要な工具にどのようなものがあるのか理解しておいた方がよいでしょう。そこで今回の記事では、さまざまな工具について紹介していきます。
INDEX
- 1.ドリル・インパクトドライバーなど穴を開ける工具の種類
- 1-1.インパクトドライバー
- 1-2.ドリルドライバー
- 1-3.電気ドリル
- 1-4.ハンマードリル
- 1-5.ボール盤
- 2.ノコギリなど切断する工具の種類
- 2-1.ジグソー
- 2-2.丸ノコ
- 2-3.ハンドソー
- 2-4.テーブルソー
- 3.レンチ・スパナ類の工具の種類
- 3-1.スパナ
- 3-2.メガネレンチ
- 3-3.コンビネーションレンチ
- 3-4.六角レンチ
- 3-5.モンキーレンチ
- 4.ドライバー類の工具の種類
- 4-1.プラスドライバー・マイナスドライバー
- 4-2.ソケットドライバー
- 4-3.ラチェットドライバー
- 5.ペンチ・プライヤー類の工具の種類
- 5-1.ラジオペンチ
- 5-2.電工ペンチ
- 5-3.ウォーターポンププライヤー
- 6.まとめ
ドリル・インパクトドライバーなど穴を開ける工具の種類
ドリル、インパクトドライバーといった穴を開ける道具は、木材、金属、コンクリートなど様々な素材に対して使用します。各工具の特徴や適合する材質を理解して、うまく工具を使い分けましょう。
インパクトドライバー
インパクトドライバーは、回転と打撃を同時に行うことでネジやボルトを効率的に締め付ける工具です。
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ドリルドライバー
ドリルドライバーは、回転に特化した工具で、ネジ締めや穴あけなどの作業に適しています。初心者でも扱いやすいため、DIYで重宝しますが、簡単な作業用として工場や整備場などにも用意しておくとよいでしょう。
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電気ドリル
電気ドリルは、木材や金属などに穴を開けるための工具で、電源につなぐことで素早く強い力で穴を開けられます。製品により適合する素材が異なり、コンクリート、レンガなどの硬い素材に対応したものもあります。
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ハンマードリル
ハンマードリルは、回転と打撃を組み合わせて穴を開ける道具です。コンクリートや石材など、硬くて回転だけでは穴が開かない素材に対して使用します。「回転のみ」「回転+打撃」「打撃のみ」とモードを選択できる製品もあります。
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ボール盤
ボール盤は、精密な穴あけ作業や穴を掘り広げるときに使用する固定式の工具です。正確に垂直な穴を開けることができるため、金属加工や木工で広く利用されています。手持ちの工具では難しい高精度が要求される作業に向いています。
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ノコギリなど切断する工具の種類
モノの製造や加工の工程では、しばしば素材を切断するシーンがあります。そのときには、ノコギリ類をうまく使い分ければ、効率よく作業を進められるでしょう。
ジグソー
ジグソーは、曲線や複雑な形状の切断に特化した電動工具です。細長い刃が上下に高速で動き、木材やプラスチックを自由にカットすることができます。手動では難しい軌道で素材を切断可能です。
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丸ノコ
丸ノコは、主に木材を直線に切断するための工具です。回転する円形の刃がついています。大工仕事やDIYでよく使用され、短時間で正確な直線カットが可能です。金属やプラスチックの切断に対応した製品もあります。
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ハンドソー
手動で使用するノコギリで、電動工具が使えない場所での作業や細かい仕上げ作業などに適しています。木材用、金属用など製品により切断する素材に特化したハンドソーが販売されています。
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テーブルソー
テーブルソーは、大きな木材や板材を正確に直線切断するための工具です。台に固定された刃に対して、材料を押し進めて切断します。家具製作や建築・製造作業でしばしば使用されます。刃の角度や切り込みを入れる深さを、調整できる点が特徴です。
レンチ・スパナ類の工具の種類
ボルトやナットを締めたり緩めたりする作業に欠かせないのがレンチやスパナです。製品によって適した用途やボルトの形状・サイズが異なります。
スパナ
ボルトやナットの山の部分を挟んで、締めたり緩めたりするための工具です。片手で使用できる小型のものから、大型のものまでさまざまな種類があります
スパナには、片口スパナと両口スパナがあります。両口スパナは異なるサイズのボルトやナットに対応できるため、利便性が高いのが特徴です。
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メガネレンチ
メガネレンチは、ボルトやナットを囲むようにして回す工具で、スパナに比べてより強い力をかけることができます。
両端に異なるサイズのリングが付いているため、1本で複数のサイズに対応できます。メガネレンチの方が、ボルトやナットを傷めずに堅く締め付けることが可能です。
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コンビネーションレンチ
コンビネーションレンチは、片方にスパナ、もう片方にメガネレンチが付いているタイプの工具です。2種類のスパナ・レンチを使用できるため、さらに効率よく作業を進められます。スパナで仮締めを行い、メガネレンチで本締めを行うといった使い方が一般的です。
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六角レンチ
六角レンチは、六角形のボルトやネジを回すための工具です。L字型のシンプルな形状で、狭い場所や奥まった場所での作業にも適しています。特に、家具の組み立てや自転車の整備などで頻繁に使用されます。
セットで販売されていることが多く、異なるサイズの六角ボルトに対応できます。複数サイズのセットを1つ持っておくと非常に便利です。
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モンキーレンチ
モンキーレンチは、口径を自由に調節できるレンチで、様々なサイズのボルトやナットに対応できるのが特徴です。「ウォーム」と呼ばれる調整ネジを回すことで、口径を広げたり狭めたりできます。特に、複数サイズのボルトやナットを扱う現場で重宝します。
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ドライバー類の工具の種類
ドライバーは、ネジを締めたり緩めたりするための基本的な工具です。ネジの種類に応じてさまざまなタイプが存在します。作業内容に合った製品を使用しましょう。
プラスドライバー・マイナスドライバー
プラスドライバーは先端が十字型になっており、プラスネジを締めるために使用されます。多くの家庭や職場で見られる一般的なドライバーで、特に電子機器や家具の組み立てに頻繁に使用します。
マイナスドライバーは先端が一直線になっており、マイナスネジに対応します。プラスネジに比べると使用頻度は少ないですが、古い機器や特定の用途で必要になることが多いです。
ソケットドライバー
ソケットドライバーは、六角や四角のナット/ボルトを回すために使用されるドライバーです。ドライバーの先端にソケットを取り付けて、ナットやボルトを噛み合わせて回します。
また、ソケットのサイズを交換することで、さまざまなサイズのボルトに対応できるため、汎用性が高いのが特徴です。メンテナンスや修理作業で広く使われています。
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ラチェットドライバー
ラチェットドライバーは、文字通り「ラチェット機構」を備えたドライバーです。一方向に回転させることで、ネジからドライバーを外すことなく連続して回すことができます。狭い場所でネジの締め付け作業を行うときに便利です。
ビットを交換することで、プラス、マイナス、六角など、さまざまなネジに対応できます。
ペンチ・プライヤー類の工具の種類
ペンチやニッパーは、素材を挟んだり切ったりする作業に使用する工具です。電気工事や電子機器の修理など、多くの作業で役立ちます。
ラジオペンチ
ラジオペンチは、細かい作業に適した先の細いペンチです。特に電子部品の取り扱いや、狭い場所での作業に向いています。先端が細いため、針金や細いケーブルの曲げや切断、ピンセットのように部品をつかむ作業に適しています。
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電工ペンチ
電工ペンチは、電気工事や配線作業で使用される多機能ペンチです。ケーブルの被覆を剥いたり、端子を圧着したり、配線を切断したりするための構造が備わっています。電気工事における多くの作業をこれ1本でこなすことができます。
ウォーターポンププライヤー
ウォーターポンププライヤーは、水道管工事などに使用される工具です。素材を掴む部分が湾曲し、さらに凹凸や滑り止めがついているため、筒状のものをしっかりつかめる構造をしています。
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まとめ
作業内容や、素材に合った工具をうまく使い分けましょう。ドリルやノコギリといった穴あけ、切断用の工具や、レンチやドライバー、ペンチといった締め付けや切断の工具など、さまざまな工具を使い分けると、作業効率や安全性が大きく向上します。
現場市場では、今回紹介した代表的な工具をはじめとした多様な工具を取り扱っています。日々の作業を安全かつスムーズに進めるために工具をお買い求めの方は、ぜひ一度現場市場のオンラインショップを覗いてみてください。
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この記事を書いた人
たかみち
現場市場のページデザインを担当。趣味のキャンプ用にブロワーを買ったところ、使い勝手の良さに感動。完全に工具沼に(笑)最近テーブルのDIY用に丸ノコを購入しました。実際に使ったからこそ、本当におすすめできるアイテムを紹介していきます。
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たかみちのコメント
生涯で一番使った工具は多分ラジオペンチだと思います。
ラジオペンチのラジオはあの放送を聞くラジオの基盤製作に使われていたのが由来だそうですが、最近では公衆電話もわからない人もいる昨今なのでラジオの意味が伝わらなくなる日もそう遠くはないのかと思う今日この頃です。その時は改名されるのでしょうか…?