物流倉庫の年末繁忙期対策|準備しておきたい現場用品・消耗品8選

年末が近づくと、物流倉庫ではEC・通販の注文増加や年末商戦などによって、普段より出荷量が増える傾向があります。
作業量が増える繁忙期をスムーズに乗り切るには、人員の確保だけでなく、梱包や仕分け、荷物の運搬などに使用する現場用品・消耗品を事前に準備しておくことが大切です。
この記事では、物流倉庫の年末繁忙期に準備しておきたい現場用品・消耗品を8種類紹介します。
あわせて、年末繁忙期に物流倉庫が忙しくなる理由や起こりやすい問題、現場用品を準備する際のポイントについても解説していきます。
INDEX
- 1.物流倉庫で年末繁忙期に必要になる現場用品・消耗品8選
- 1-1.梱包用テープ
- 1-2.カッターナイフ・替刃
- 1-3.作業用手袋
- 1-4.ストレッチフィルム
- 1-5.ラベル・シール
- 1-6.台車・カゴ台車
- 1-7.蛍光マーカー・油性ペン
- 1-8.ゴミ袋・清掃用品
- 2.物流倉庫が年末に忙しくなる理由
- 2-1.EC・通販の注文増加
- 2-2.年末年始のギフト・買い替え需要
- 2-3.年末年始休業前の出荷集中
- 3.年末繁忙期に物流倉庫で起こりやすい問題
- 3-1.梱包資材の不足
- 3-2.作業スペースの圧迫
- 3-3.人員増加による作業ミス
- 3-4.荷物・台車の増加による動線の悪化
- 4.年末繁忙期に向けた現場用品の準備ポイント
- 4-1.使用量を予測する
- 4-2.消耗品は余裕を持って確保する
- 4-3.サイズ・種類を確認する
- 4-4.保管場所を決めておく
- 5.まとめ
1.物流倉庫で年末繁忙期に必要になる現場用品・消耗品8選
梱包用テープ
荷物の梱包に欠かせないのが梱包用テープです。
出荷量が増える繁忙期は、その分テープの使用量も増えるため、普段と同じ在庫量では途中で不足する可能性があります。
段ボールの封かんにはOPPテープやクラフトテープなどが使われます。
使用する梱包材や作業環境に合わせて、必要な種類・数量をあらかじめ確保しておきましょう。
カッターナイフ・替刃
段ボールの開梱や梱包材のカットなど、倉庫作業ではカッターナイフを使う場面が多くあります。
繁忙期は作業量が増えるため、カッター本体だけでなく替刃の在庫も確認しておくことが大切です。
作業内容によっては、刃が自動で戻るタイプや、持ちやすい形状のものなど、安全性や作業性に配慮した製品を選ぶのもよいでしょう。
作業用手袋
商品の仕分けやピッキング、荷物の積み下ろしなどでは、作業用手袋が活躍します。
段ボールを大量に扱う作業では、手を保護するだけでなく、荷物を持ちやすくするためにも手袋が役立ちます。
繁忙期はアルバイトや応援スタッフなど、普段とは異なる人員が増えるケースもあるため、必要なサイズを含めて余裕を持って準備しておくと安心です。
ストレッチフィルム
パレットに積んだ荷物をまとめたり、荷崩れを防いだりする際に使用するストレッチフィルムも、物流倉庫では使用頻度の高い消耗品です。
繁忙期には出荷量の増加に伴って使用量も増えるため、通常時より多めに在庫を確保しておくと安心です。
手作業で巻くタイプのほか、専用のホルダーを使って作業できるタイプもあります。
ラベル・シール
商品の管理や出荷先の確認などに使用するラベル・シールも、繁忙期には大量に消費します。
出荷量が増えると、送り状や商品管理用ラベルなどの使用枚数も増加します。
プリンターで発行するラベルを使用している場合は、ラベル用紙だけでなくインクリボンやトナーなど、印刷に必要な消耗品まで確認しておくことが重要です。
台車・カゴ台車
荷物の移動に使用する台車やカゴ台車は、物流倉庫の作業効率を左右する重要な設備です。
繁忙期には一度に運ぶ荷物の量が増えるため、台車が不足すると荷物の移動に時間がかかり、作業の滞りにつながる可能性があります。
既存の台車についても、キャスターの動きやブレーキ、車輪の状態などを事前に確認しておきましょう。
TRUSCO カゴ車 ハイテナーエコノミー 樹脂底板旋回仕様
●ワンポイント紹介
樹脂製の底板で取り回しが軽く、錆びにくいのが特徴。
旋回キャスターで方向転換もしやすいカゴ車です。
商品ページはこちら
蛍光マーカー・油性ペン
荷物への印付けや商品の識別、段ボールへの注意書きなど、倉庫ではペン類を使う機会も多くあります。
繁忙期は作業量が増えるだけでなく、応援スタッフが入ることで作業方法を共有する場面も増えます。
「要冷蔵」「天地無用」などの表示や、仕分け時の目印として使う場合には、見やすい色や太さのペンを用意しておくと便利です。
ゴミ袋・清掃用品
繁忙期には梱包作業が増えるため、段ボールの切れ端やテープの芯、ビニールなどのゴミも増えます。
作業スペースにゴミが溜まると、通行や作業の邪魔になるだけでなく、転倒などの事故につながる可能性もあります。
ゴミ袋やほうき、ちり取り、清掃用具などを準備し、作業の合間に整理整頓できる環境を整えておきましょう。
2. 物流倉庫が年末に忙しくなる理由
物流倉庫では、年末になると普段よりも作業量が増え、繁忙期を迎えます。
その背景には、年末ならではのさまざまな要因があります。
ここでは、物流倉庫が年末に忙しくなる主な理由を見ていきましょう。
EC・通販の注文増加
年末はEC・通販の利用が増えやすく、物流倉庫から出荷する商品の数も増加します。
とくに大規模なセールなどが開催される時期は、短期間に注文が集中することもあります。
注文が増えれば、商品のピッキングや検品、梱包、出荷といった倉庫内の作業も増えるため、通常時より多くの人員や作業時間が必要になります。
年末年始のギフト・買い替え需要
年末は、お歳暮やクリスマスなどのギフト需要に加え、年末年始に向けた商品の買い替えやまとめ買いも増える時期です。
こうした季節特有の需要によって、食品や日用品、家電などさまざまな商品の出荷が増える場合があります。
取り扱う商品の種類や出荷先が増えることで、倉庫内では仕分けや梱包などの作業にも負担がかかります。
年末年始休業前の出荷集中
年末年始には、企業や物流拠点、配送会社などが休業する場合があります。
そのため、休業前に商品を届けるための出荷が特定の期間に集中しやすくなります。
通常であれば数日に分けて処理する荷物が短期間に集中すると、倉庫内の作業量も一気に増加します。
こうした出荷の集中も、物流倉庫が年末に繁忙期を迎える大きな要因の一つです。
3. 年末繁忙期に物流倉庫で起こりやすい問題
繁忙期は単純に作業量が増えるだけでなく、普段は起こりにくいさまざまな問題も発生しやすくなります。
とくに、梱包資材の在庫不足や作業スペースの圧迫などは、作業効率の低下につながるため注意が必要です。
梱包資材の不足
出荷量が増えると、段ボールや梱包用テープ、緩衝材などの使用量も増加します。
普段と同じペースで消耗品を補充していると、繁忙期の途中で在庫が不足する可能性があります。
梱包作業が止まれば、その後の出荷にも影響するため、繁忙期に入る前に在庫量を確認しておきましょう。
作業スペースの圧迫
荷物が増えると、一時的に保管する商品や出荷待ちの商品が増え、倉庫内のスペースを圧迫することがあります。
通路や作業場所まで荷物が広がると、作業しにくくなるだけでなく、人や台車の移動にも影響します。
繁忙期に入る前に不要なものを整理し、荷物を置く場所や作業スペースを確保しておくことが大切です。
人員増加による作業ミス
繁忙期には、臨時スタッフや応援スタッフなど、普段とは異なる人員が作業に加わることがあります。
作業する人数が増えることで対応できる仕事量は増えますが、作業手順や商品の取り扱い方法が十分に共有されていないと、ピッキングミスや梱包ミスなどにつながる可能性があります。
誰でも作業内容を確認できるよう、表示や作業ルールを分かりやすくしておくことも重要です。
荷物・台車の増加による動線の悪化
荷物が増える繁忙期は、倉庫内を移動する台車の数も増えるため、普段より人や荷物の動きが複雑になります。
荷物や台車が通路をふさいでしまうと、移動に時間がかかるだけでなく、接触や転倒などの事故につながるおそれもあります。
あらかじめ通路や一時置き場を決め、できるだけ作業動線を確保しておきましょう。
4. 年末繁忙期に向けた現場用品の準備ポイント
年末繁忙期をスムーズに乗り切るには、必要な現場用品や消耗品を直前に準備するのではなく、余裕を持って確認しておくことが大切です。
普段の使用量だけを基準にするのではなく、繁忙期にどの程度使用するのかを想定して準備しましょう。
使用量を予測する
まずは、繁忙期にどの程度の出荷量が見込まれるのかを確認し、それに合わせて現場用品や消耗品の使用量を予測します。
過去の年末繁忙期の実績や、今年の受注状況などを参考にすると、必要な数量を考えやすくなります。
消耗品は余裕を持って確保する
繁忙期は注文数が予想以上に増えたり、納期の関係ですぐに追加発注できなかったりする場合があります。
そのため、必要数ぎりぎりではなく、ある程度余裕を持って在庫を確保しておくと安心です。
また、在庫を確保するだけでなく、追加発注が必要になった場合の発注先や納期も事前に確認しておくと、万が一の不足にも対応しやすくなります。
サイズ・種類を確認する
現場用品は、数量だけでなくサイズや種類も確認しておきましょう。
例えば作業用手袋なら、必要なサイズが揃っているか、梱包用品なら使用する段ボールのサイズやテープの種類が適切かなどを確認します。
繁忙期になってから「必要なサイズだけ足りない」といった状況にならないよう、事前に確認しておくことが大切です。
保管場所を決めておく
消耗品を準備していても、必要なときにすぐ取り出せなければ作業効率の低下につながります。
繁忙期に使用するものは、作業場所から取り出しやすい場所にまとめるなど、保管場所をあらかじめ決めておきましょう。
ただし、通路や避難経路をふさがないよう、倉庫内のスペースや動線を考慮して保管することが重要です。
5. まとめ
物流倉庫では、年末になるとEC・通販の注文増加や年末商戦、年末年始休業前の出荷集中などによって、通常より作業量が増えることがあります。
繁忙期には、梱包資材の不足や作業スペースの圧迫、人員増加による作業ミスなども起こりやすくなるため、早めの準備が欠かせません。
梱包用テープやカッターナイフ、作業用手袋などの現場用品・消耗品は、繁忙期に必要となる数量を予測したうえで、余裕を持って準備しておきましょう。
また、保管場所や作業動線も事前に確認しておくことで、忙しい時期でもスムーズに作業を進めやすくなります。
年末の繁忙期を迎える前に、必要な用品や在庫、倉庫内の環境を一度見直し、余裕を持って準備を進めておきましょう。
現場の知恵袋では、本記事のような皆様が商品選びに困った際のポイントや注意点など現場で働く方には欠かせないコンテンツをご提供しております。
本記事が役に立ったと思っていただけましたら、是非
#オオスキ現場市場
#現場の知恵袋
本記事のURLを掲載の上、TwitterやFacebookでつぶやいていただけますと幸いです。
公式SNSはこちら
この記事を書いた人
![]()
現場市場アンバサダーたけちゃん
現場市場TVにて現場市場アンバサダーとして出演中。
九州の色々な食事と温泉、様々なモノづくり現場や製品をこよなく愛する。
投稿一覧へ















